英検1級対策の授業方針
Reading部門:
Part 1:
1)経済、政治、環境、芸術などの各分野から短文を取り上げて語彙穴埋め問題を解答する練習をする。語彙1語または、2語から3語の熟語(フレーズ)を選択させる問題になっていて、日頃からリーディングを通じて単語の語感を磨くことが重要である。
2)問題は短文ではあるが、短文の意味の流れが順接なのか逆接になっているのかを早く読み取り適語を選択する習慣をつけることが大切である。「短文の意味理解から選択肢の語感を取る」ことを速くする意識を持つことである。
Part 2:穴埋め長文問題2題で、各長文問題は3つの設問があり各設問には4つの選択肢(フレーズ)がある(約350語から400語くらいの長文)
1)長文読解になるので大意把握に努めることが大事である。とりわけ、空欄前後の文脈の流れをしっかり理解し、選択肢のフレーズの意味もとらえることが解答の鍵になる。空欄前後の意味の展開、すなわち、さらに説明して具体例を展開しているのか、全く逆の意味展開になっているのかをしっかり見極めなければならない。長文なのでパラグラフ毎の大意を理解すればPart 2が解答しやすくなる。
2)主に過去問題を読み解くことで解答練習をする。
Part 3 : 長文読解問題2題で、約550語から600語くらいの長文には設問が3つあり各々の設問には4つの英文選択肢がある。もう一つの1000語くらいの長文には設問が4つあり各々の設問には4つの英文選択肢がある。(約550語から1000語くらいの長文)
1)長文にはビジネス、政治、教育、自然環境、歴史、地学、医療、テクノロジー、科学、芸術、生活文化などのトピックについてアカデミックな英語論文になっている。論文なので必然的に日常生活の会話で使われないアカデミックな語彙、technical term(専門用語、学術用語)が頻繫に見受けられ、各分野のアカデミックな語彙の関連用語にも注意して授業を進める。
2)主に過去問題を読み解くことで解答練習をする。
4:English Summary
1)Writing問題1:与えられた新聞・雑誌の記事や論説文を90から110語で要約する。与えられた新聞・雑誌の記事や論説文は、通常3パラグラフからなっておりパラグラフ最初の文がそのパラグラフのKey sentence(パラグラフの要約)になっていることが多いので3つのKey sentenceを中心にして記事全体の要約文を書いていく練習を行う。
2)過去問題を中心にして要約文を書き、反復練習することで書くコツを身に着ける。
5:English Composition
1)Writing問題2:この問題は「一つのTopicについて3つのKey points(ここでは3つの理由付け)を具体的に説明して自分の意見を論理的に展開する」Essay WritingでEssay全体の骨組みとしてIntroduction(Topicについて自分の意見を述べるパラグラフ)、Main body(3つのbodyパラグラフ)で自分の意見を3つのKey pointsで具体的に説明していくパラグラフである。Conclusion(結論)とは「Introductionで述べた意見をConclusion冒頭で1文で言い換える」パラグラフになる。200語から240語くらいの語数でEssayを書き上げる。
2)過去問題を中心にしてIntroductionで述べた自分の意見をいかに3つのBodyパラグラフで具体的に説明してConclusionに導く書く練習の反復練習になる。
Listening部門:
Listening問題は4種類ありPart 1(会話問題)、Part 2(1つのトピックについての記事)、Part 3(1つの記事についての条件・状況を説明する英文を読んだ後、その記事についての音声と質問を聞き解答する)、Part 4(各界の著名人とのInterview形式で音声が流れInterview後の質問に答え解答する)に分類される。
Part 1(会話問題):最初に過去問題を中心にして解答して会話文に慣れる。Dictationを中心にして音声の聞き取りを徹底し、会話に良く使用される語彙、フレーズの習得に努める。
Part 2(1つのトピックについての記事):Technology、Geography、Biology、Businessなどの分野のトピックについて音声を聞き設問に解答する。各分野に関する語彙・フレーズの習得にも努める。使用する音声のDictationの練習にも励む。
Part 3(1つの記事についての条件・状況を説明する英文を読んだ後、その記事についての音声と質問を聞き解答する):Health、Property、Finance、Sightseeing、 Lifestyle、Businessなどのトピックについての設問に解答し、Dictationの練習、出来るだけ各分野の語彙・フレーズ習得にも励む。
Part 4(各界の著名人とのInterview形式で音声が流れInterview後の設問に解答する問題):
1)各界(スポーツ、芸能、ビジネス、音楽、文学など)の著名人に対するInterviewを聞いて設問に解答する。Interview形式なのでInterviewerの質問のポイントを把握した上でIntervieweeの応答を聞き、そのポイントを探ることが解答の鍵になる。
2)Interview形式の過去問題をしながらもDictationにも取り組み重要な語彙・フレーズの習得にも励む。
二次試験対策(2分間スピーチ)
1)スピーチをしてから二人の面接官からスピーチについての質問が交互に2、3回あり受験生はその質問に答える。
スピーチから質疑応答までは下記の手順で行われる。
◆受験生が着席してから5つのトピックを与えられる。
◆受験生は1つのトピックを選択し、1分間でスピーチ内容を考えるように指示される(メモを取ることはできません!)
◆面接官に2分間でスピーチをするように指示される。スピーチの途中でも2分間で止められます。
◆面接官から2、3の質問があり受験生がその質問に答えて試験は終了します。
◆評価項目:スピーチに関する応答の内容、語彙&文法、発音の正確さなどが評価されます。
2)2分間スピーチ対策は下記のように行います。
◆基本的に1つのトピックでSpeech draftを作ってもらい、クラスで発表(Speech)してもらい本番と同じく質疑応答の練習をしたり、本番と同じようにその場でトピックについて1分間でSpeechを考えて2分間でSpeechする練習
◆そのSpeech内容に関して語彙・フレーズの選択、話の展開の仕方、また質疑応答のコツなどについての学習
◆トピックが出題される分野についての研究
英検準1級対策の授業方針
Reading部門:
Part 1:
1)経済、政治、環境、芸術などの各分野から短文を取り上げて語彙穴埋め問題を解答する練習をする。語彙1語または、2語から3語の熟語(フレーズ)を選択させる問題になっていて、日頃からリーディングを通じて単語の語感を磨くことが重要である。
2)問題は短文ではあるが、短文の意味の流れが順接なのか逆接になっているのか早く読み取り適語を選択する習慣をつけることが大切である。「短文の意味理解から選択肢の語感を取る」ことを速くする意識を持つことである。
Part 2:穴埋め長文問題2題で、各長文問題は3つの設問があり各設問には4つの選択肢(フレーズ)がある(約250語くらいの長文)
1)長文読解になるので大意把握に努めることが大事である。とりわけ、空欄前後の文脈の流れをしっかり理解し、選択肢のフレーズの意味もとらえることが解答の鍵になる。空欄前後の意味の展開、すなわち、さらに説明して具体例を展開しているのか、全く逆の意味展開になっているのかをしっかり見極めなければならない。長文なので、まずパラグラフ毎の大意を理解すればPart 2が解答しやすくなる。
2)主に過去問題を読み解くことで解答練習をする。
Part 3 : 長文読解問題2題で、約360から480語くらいの長文には設問が3~4つあり各々の設問には4つの英文選択肢がある。
1)長文にはビジネス、政治、教育、自然環境、歴史、地学、医療、テクノロジー、科学、芸術、生活文化などのトピックについてアカデミックな英語論文になっている。論文なので必然的に日常生活の会話で使われないアカデミックな語彙、technical term(専門用語、学術用語)が頻繫に見受けられ、各分野のアカデミックな語彙の関連用語にも注意して授業を進める。
2)主に過去問題を読み解くことで解答練習をする。
4:English Summary
1)Writing問題1:与えられた新聞・雑誌の記事や論説文を60から70語で要約する。与えられた新聞・雑誌の記事や論説文は、通常3パラグラフからなっておりパラグラフ最初の文がそのパラグラフのKey sentence(パラグラフの要約)になっていることが多いので3つのKey sentenceを中心にして記事全体の要約文を書いていく練習を行う。
2)過去問題を中心にして要約文を書き、反復練習することで書くコツを身に着ける。
5:English Composition
1)Writing問題2:この問題は「一つのTopicについて2つのKey points(ここでは与えられている4つのpointから2つ選択する)を具体的に説明して自分の意見を論理的に展開する」―Essay WritingでEssay全体の骨組みとしてIntroduction(Topicについて自分の意見を述べるパラグラフ)、Main body(2つのbodyパラグラフ)で自分の意見を2つのKey pointsで具体的に説明していくパラグラフである。Conclusion(結論)とは「Introductionで述べた意見をConclusion冒頭で1文で言い換える」パラグラフになる。全体的に120語から150語くらいの語数でEssayを書き上げる。
2)過去問題を中心にしてIntroductionで述べた自分の意見をいかに2つのBodyパラグラフで具体的に説明してConclusionに導く反復練習になる。
Listening部門:
Listening問題は3種類ありPart 1(会話問題)、Part 2(1つのトピックについての記事)、Part 3(1つの記事についての条件・状況を説明する英文を読んだ後、その記事についての音声と質問を聞き解答する)に分類される。
Part 1(会話問題):最初に過去問題を中心にして解答して会話文に慣れる。Dictationを中心にして音声の聞き取りを徹底し、会話に良く使用される語彙、フレーズの習得に努める。
Part 2(1つのトピックについての記事):Technology、Geography、Biology、Businessなどの分野のトピックについて音声を聞き設問に解答する。各分野に関する語彙・フレーズの習得にも努める。使用する音声のDictationの練習にも励む。
Part 3(1つの記事についての条件・状況を説明する英文を読んだ後、その記事についての音声と質問を聞き解答する):Health、Property、Finance、Sightseeing、 Lifestyle、Businessなどのトピックについての設問に解答し、Dictationの練習、出来るだけ各分野の語彙・フレーズ習得にも励む。
二次試験対策(2分間の4コマイラストレーションスピーチ)
- 4コマのイラストレーションを見ながら1分間で物語を作り、2分間で
スピーチをする。
2)スピーチが終わると面接官からスピーチについての4つの質問があり受験生はその質問に答える(質疑応答)。
◆評価項目:スピーチに関する応答の内容、語彙&文法、発音の正確さなどが評価されます。
- 4コマのイラストレーションスピーチ対策は、主に本番通りに4コマのイ
ラストレーション(過去問を中心に使用)を使用し質疑応答の練習をする。
◆そのSpeech内容に関して語彙・フレーズの選択、文法、物語の展開の仕方、また質疑応答のコツなどについても学習する。
英検2級対策の授業方針
Reading部門:
Part 1:語彙・フレーズ選択問題
1)経済、政治、環境、芸術などの各分野から短文を取り上げて語彙穴埋め問題を解答する練習をする。語彙1語または、2語から3語の熟語(フレーズ)を選択させる問題(17題の内7題くらい)になっていて、日頃からリーディングを通じて単語の語感を磨くことが重要である。
2)問題は短文ではあるが、短文の意味の流れが順接なのか逆接になっているのか早く読み取り適語を選択する習慣をつけることが大切である。「短文の意味理解から選択肢の語感を取る」ことを速くする意識を持つことである。
Part 2:穴埋め長文問題2題で論文記事についての長文(約250語くらい)になっており設問はそれぞれ3つある。長文2つとも解答は4択形式になっている。
1)長文読解になるので大意把握に努めることが大事である。とりわけ、空欄前後の文脈の流れをしっかり理解し、選択肢のフレーズの意味もとらえることが解答の鍵になる。空欄前後の意味の展開、すなわち、さらに説明して具体例を展開しているのか、全く逆の意味展開になっているのかをしっかり見極めなければならない。長文なので、まずパラグラフ毎の大意を理解すればPart 2が解答しやすくなる。
2)主に過去問題を読み解くことで解答練習をする。
Part 3 : 長文問題2題(内1題はEメールになることが多い)で、Eメール問題は3つの設問があり、論文記事についての長文(約300語くらい)には設問は5つある。長文2つとも解答は4択形式になっている。
1)長文の内1つはEメール、もう1つの長文はビジネス、政治、教育、自然環境、歴史、地学、医療、テクノロジー、科学、芸術、生活文化などのトピックについてアカデミックな論文記事になっている。論文記事なので必然的に日常生活の会話であまり使われないアカデミックな語彙、technical term(専門用語、学術用語)が頻繫に見受けられ、各分野のアカデミックな語彙の関連用語にも注意して授業を進める。
2)主に過去問題を読み解くことで解答練習をする。
4:English Summary
1)Writing問題1:与えられた新聞・雑誌の記事や論説文を45から55語で要約する。与えられた新聞・雑誌の記事や論説文は、通常3パラグラフからなっておりパラグラフ最初の文がそのパラグラフのKey sentence(パラグラフの要約)になっていることが多いので3つのKey sentenceを中心にして記事全体の要約文を書いていく練習を行う。
2)過去問題を中心にして要約文を書き、反復練習することで書くコツを身に着ける。
5:English Composition
1)Writing問題2:この問題は「一つのTopicについて2つのKey points(ここでは与えられている3つのpointから2つ選択する)で具体的に説明して論理的に展開する」。全体の骨組みとして2つのパラグラフで自分の意見を2つのKey pointsで具体的に説明し、全体的に80~100語くらいの語数で英作文を書き上げる。
2)過去問題を中心にして、自分の意見を2つのパラグラフで具体的に説明する反復練習になる。
Listening部門:
Listening問題は2種類ありPart 1(会話文12題に付き設問が各々1つ)、Part 2(1つのトピックについての英文が15題、各英文に付き設問が1つ)
Part 1(会話問題):最初に過去問題を中心にして解答して会話文に慣れる。Dictationを中心にして音声の聞き取りを徹底し、会話に良く使用される語彙、フレーズの習得に努める。
Part 2(1つのトピックについての英文記事):Technology、Geography、Biology、Businessなどの分野のトピックについて音声を聞き設問に解答する。各分野に関する語彙・フレーズの習得にも努める。使用する音声のDictationの練習にも励む。
二次試験対策(1つのPassageと1つのイラストレーションが与えられる)
- 1つのPassageと1つのイラストレーションを見ながら4つの設問に英語
で答える質疑応答形式になっている。
◆評価項目:英語での応答の内容、語彙&文法、発音の正確さなどが評価されます。
2)主に本番通りに1つのPassageとイラストレーション(過去問を中心に使用)を使用し質疑応答の練習をする。
◆英語応答に関して語彙・フレーズの選択、文法、話の展開の仕方、また質疑応答のコツなどについても学習する。